岸壁給水について 船舶への飲料水や生活用水の給水作業を、365日24時間体制にて担っています。 船舶の運航には不可欠な『水』の給水を岸壁上から係留中の船舶に行っています。 作業は基本二人一組で行います。一人は本船内でホースをセッティングしカップリングをタンク取水口に接続、もう一人は岸壁上でホースを給水栓に取り付けます。 岸壁側の作業員は給水管に溜まったたまり水を『捨て水』し、残留塩素の検査・目視にて濁りや色を確認しホース内の洗管後、給水を開始します。 飲料水や生活用水が主ですが、船のバラスト水や冷却水として使う場合もあります。巨大旅客船の寄港がピーク時には年間給水量が16万トンを超えることもあります。 博多港では、アイランドシティ・香椎パークポート・箱崎ふ頭・中央ふ頭・須崎ふ頭において24時間の給水が可能です。 直接給水 船が着岸するまでに岸壁にある給水栓にホースやメーターをつなぐなど準備を整えておき、船の着岸後に船から延ばされたホースとジョイントして、給水を行います。 作業の流れ 01 船員の方と一緒に、トン数や給水場所の確認をします。 02 陸上で給水のためのホースなどを繋ぎます。 03 船上でも、給水のためのホースなどを繋ぎます。 04 船上でのホースを繋ぐ作業の様子です。 05 トン数の確認を行い、満タンもしくは希望トン数まで入れます。 その他の事業 岸壁立会 入港船舶の安全な着岸と岸壁の安全を確保するため、係留位置の確認や岸壁着岸についての水先案内業務や曳船配船などの補助を24時間体制で岸壁側から支援しております。 維持管理業務 福岡市港湾空港局が管轄する道路や施設及び上屋等の照明点検や不点灯の調査報告を行い、指示があれば補修まで行います。 電気工事 港ならではの機械の設備や大型の荷役機械等の電気工事、メンテナンス部品の交換を行っています。 contactお問い合わせ 092-410-1592 平日 : 08:00~17:00 メールでお問い合わせ